日本農業新聞に弊社の廃棄乳処理の記事が掲載されました(2016年12月6日付け)
従来の凝集剤の個液分離で難しかった廃棄乳を、固形分と液体に分離できる凝集剤を開発した。タンパク質や脂肪分などが溶け込んだものは、電荷が微弱なため分離が難しい。開発した凝集剤は、添加剤を合わせることで乳成分に電荷をもたせ、固形分と液体に分離する。
処理システムは、容量1200リットルのタンクで150万円ほど。10倍に薄めた廃棄乳に凝集剤を入れ、15分ほど撹拌すれば、固形分が沈殿する。
1日当たり200リットルの廃棄乳を処理する島根県の牧場の導入事例では、1日2回の処理で、1ヵ月のランニングコストが従来の半分という。(以上記事概要)